柔道の世界選手権で、2度目の世界一に輝いた塩尻市出身でカナダ代表の出口クリスタ選手について、以前指導した師範がSBCの取材に対し「完璧な柔道だった」と評価するとともに、オリンピックに出場するまで気を抜かないようにと言ってあげたいと話しました。
ドーハで行われた世界選手権の女子57キロ級決勝。
塩尻市出身の出口選手は、2022年準優勝の日本代表・舟久保遥香(ふなくぼはるか)選手と対戦しました。
出口選手は、切れのある技を次々と繰り出すと、最後は鮮やかな体落(たいお)としで一本勝ちを収めました。
出口選手を中学まで指導した村山良治(むらやま・りょうじ)師範は、結果とともに柔道の内容を高く評価しました。

■誠心館道場村山良治師範
「ほとんど相手に攻めさせないような柔道だったから完璧な柔道で、動きが良かったし安定した試合だったから“よしやった”という気持ち」
出口選手は、4年前の世界選手権も優勝しながら東京オリンピック出場はなりませんでした。
パリオリンピックの代表は、2022年から2024年までの世界選手権3大会の成績で決まるため、結果を出し続けていく必要があります。
■誠心館道場村山良治師範
「これが第一歩、これからだぞととにかく(オリンピックに)出場するまで気を抜かないように言ってあげたい」














