IAEA・国際原子力機関が福島県双葉町の伊澤町長と意見交換を行い、伊澤町長は、「この地で営まれていた生活に思いをはせてほしい」と訴えました。
IAEAは、除染で出た土の再生利用などについて評価や助言をするため、9日から県内を視察しています。
10日は、中間貯蔵施設がある双葉町を訪れ、伊澤町長と意見を交わしました。このなかでIAEAは「中間貯蔵施設受け入れという難しい決定した経緯を聞かせてほしい」と話しました。
一方、伊澤町長は「震災当時から残る家屋などを見て、この地で営まれていた生活にも思いをはせてほしい」と述べました。
IAEAは10日午後、中間貯蔵施設を視察し、今後、報告書をまとめるとしています。














