防衛省は教育訓練を経て自衛官に任官される「自衛官候補生」について、適正な人材であれば、タトゥーを入れていても採用すべきか検討する意向を示しました。自民党の佐藤正久参議院議員の質問に答えました。

自民党 佐藤正久 参院議員
「本当にやる気があって若い隊員が入りたいと言っても、そういうファッションタトゥー、小さいものがあるからこれを弾くということは、これは人的基盤の強化という面でも問題だと思いますけども」

この指摘に防衛省は、初めて80万人を割り込んだ去年の出生数に触れたうえで、タトゥーを入れていても自衛官候補生に採用すべきかどうか「検討していかなければならない」と応じました。

自衛官候補生は高卒者が採用対象の中心で、少子化や高学歴化により、応募者の数が減少傾向にあります。