クロマグロの漁獲量の一部を青森県に報告しなかったとして、漁業法違反の罪に問われた大間町の水産会社の社長2人の初公判がそれぞれ開かれ、検察側は2人に懲役4か月を求刑しました。

漁業法違反の罪に問われている大間町の水産会社社長 新田忠明(にった・ただあき)被告は、9日の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めました。起訴状によりますと新田被告は、2021年、漁業者13人と共謀しクロマグロ約42トンを県に報告していなかったとされています。検察側は未報告のマグロを安く仕入れて利益を得ようとしていたと指摘し、懲役4か月を求刑しました。
また、同じ罪に問われている大間町の水産会社社長 佐々木一美(ささき・かずみ)被告も初公判で起訴内容を認めました。起訴状で佐々木被告は、漁業者9人と共謀しクロマグロ約32トンを県に報告しなかったとしています。検察側は「クロマグロ絶滅防止のために行っている取り組みをないがしろにしている」として佐々木被告に懲役4か月を求刑しました。
2人の弁護側は事実関係については争わず執行猶予を求めました。判決公判はともに7月13日です。