新型コロナウイルスが5類に引き下げられたことなどを受け、3年間続けた黙食を取り止めた学校も出始めています。

甲府市にある湯田小学校の5年生のクラスです。

午前の授業が終わり、子どもたちが待ちに待った給食の時間が来ました。

子どもたち:いただきます!

教室には子どもたちの楽しそうな声が響きます。

コロナ禍の3年間、湯田小学校も給食は前を向いて静かに食べる黙食でした。しかし…

甲府市立湯田小学校 一瀬孝仁校長:
しゃべってもいいよってことになっています。

8日に新型コロナコロナウイルスが感染症法上の5類に引き下げられ、国の方針で黙食が必要なくなったため、給食の時間の黙食を終了しました。



子どもたち:
「楽しい」
「今の方がみんなとしゃべることができてすごい美味しかったり楽しい」
「明るいクラスになるから、みんなとしゃべることができた方が楽しく感じる」

ただ飛沫がかからないよう、前を向いて食べる形は当面継続します。


甲府市立湯田小学校 一瀬孝仁校長:
基準というか、指示の出し方は難しいなと感じています。以前のように楽しくおしゃべりしながらできる環境と雰囲気を作っていければと思っています。

感染拡大に警戒しながらどうコロナ禍前の日常を取り戻すか、新型コロナが5類に移行してからも学校の模索は続きます。