海上自衛隊の護衛艦が今年1月、山口県沖で浅瀬に乗りあげて航行不能となった事故について、海上自衛隊は、艦長ら幹部が浅瀬に気付かなかったことを明らかにしました。
海上自衛隊の護衛艦「いなづま」は今年1月、山口県・周防大島沖でエンジン関係の試験中、浅瀬に乗りあげて航行不能となりました。
この事故について海上自衛隊に事故調査委員会が設置され、関係者への聞き取りや航行データの解析などを行い、きょう調査報告を発表しました。
事故の原因については、▼艦長が試験が予定よりも早く進んだという理由から安全面を考慮せずに計画された航路の変更を指示したこと、▼運航に従事する幹部が事前に海図を十分に確認しなかったこと、▼浅瀬の存在の情報が正しく共有されず、艦長ら幹部が認識していなかったことなどがあると明らかにされました。
そのうえで再発防止対策として、▼艦長を養成するプロセスの見直しや、▼必要な情報をシームレスに共有できる通信の使用の検討などを行っているということです。
防衛省は事故の関係者の処分について、今後、適切に処置するとしています。
護衛艦「いなづま」の修理には数年間を要し、費用はおよそ40億円かかるということです。
注目の記事
【札幌タイヤ脱落事故】父親が語る加害者への憤り 52歳男は執行猶予中に無免許運転で逮捕 裏切られた裁判所の温情と、終わらない家族の苦しみ 当時4歳の娘は意識不明のまま

住宅街脅かす“不明管”…40年放置の責任はどこに? 「富山県は間に何もはいっていない」消えた公社が残した“負の遺産”に市も県も把握せず

東北730% 北海道420% 花粉が去年より大量? 飛散ピークに現れる“おぞましい虹”の正体

血液不足の危機 若者の「献血離れ」はなぜ起きたのか?30年で激減した『最初の一歩』と消えゆく学校献血

大好物は「紙」4年前に国内初確認の害虫「ニュウハクシミ」急拡大で博物館が大ピンチ、1点モノの文化財を守れ!学芸員が突き止めた弱点で撲滅へ

日本列島ほとんど“真っ赤”に… 週末15日から“10年に一度レベル”の「かなりの高温」に? 沖縄以外の北海道・東北・北陸・関東甲信・東海・近畿・四国・中国・九州・奄美で 気象庁が「早期天候情報」発表









