きょうから新型コロナの分類が、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。「コロナ後」の景色に変化はあるのでしょうか。観光地、東京・浅草では…
「人が多いので(マスクを)着けておこうと思うが、人が少なかったら外そうと思う」
「久しぶりに高校の友達と会ったので、マスクを外して(写真を)撮った方が思い出にもなると思う」
「みんなが笑顔って分かって嬉しい」
受け止め方は人それぞれのようです。
「照れてる。いた!じいじ。これ渡して『買ってきたよ』って」
こちらの病院ではきょう、およそ3年ぶりに入院患者と家族の面会が行われました。
「顔を合わせて具体的に聞くと、お互い安心する」
「物を持ってくるにしても、顔を見て渡せるというのが全然違う」
「じいじと久しぶりに会えてどう」
「うれしい」
きょうからはコロナに感染した場合でも、外出を控えるかどうかは個人の判断に委ねられ、「濃厚接触者」の特定も行われなくなります。
この病院では「5類」への変更に伴い、▼コロナ病棟を縮小し、▼飛沫を防ぐための仕切りなどが撤去されました。
昭和大学病院 相良博典院長
「コロナで診ている病床を減らす。結果として従来、診なければいけなかった患者を診ることができるようになったという面では、進歩かなと思う」
これまで制限してきたコロナ以外の患者の受け入れを徐々に広げていくことにしています。一方…
きょうもコロナ病棟には7人の入院患者がいますが、新たな不安があるといいます。
昭和大学病院 相良博典院長
「従来の“たらい回し”と言うか、“コロナ難民”が多く出てくる可能性はあるかもしれない」
今後は、これまで保健所などが行ってきたコロナ患者の入院調整が、原則として医療機関の間での調整に委ねられる方針です。
相良院長は、入院調整がうまくいかずに受け入れ先が見つからない“コロナ難民”が生まれないか懸念しています。
昭和大学病院 相良博典院長
「うまく医療連携ができればいいと思うが、最初は時間がかかるのではないか」
一方、企業の対応は割れています。
記者
「ローソンではきょうから店員のマスク着用を任意としました」
ローソンではきょうから店員のマスク着用を「推奨」から「任意」に変更。マスクなしで接客にあたる姿も見られました。
飛沫防止のため設置していたレジ前のビニールシートなども、店舗の判断で撤去できるとしました。
ローソンTOC大崎店 浅羽智也店長
「お客様の顔をしっかり見られる状態で接客ができる。(注文を)何度も聞き返してしまうことが今まであったので、今後はそういった部分が改善されることに期待したい」
客
「店員さんが個人の判断で(マスクを)外すことに関しては気にならない。以前の生活に戻れるのは個人的にうれしい」
一方、マスクを続ける企業も。百貨店の「高島屋」は接客する従業員のマスク着用を「継続」します。
日本橋高島屋 中村卓矢副店長
「まだ少なからず、不安な気持ちを持つ客もいるのではないか。従業員のマスク着用は当面の間、継続しようと」
客
「今年はまだもうちょっと様子を見ることが必要だと思うので、逆にそういう対応してもらえるのはいいなと思う」
ただ、飛沫防止のパネルや体温センサーは原則撤去。客のマスク着用は個人の判断に委ねるとしていて、どう「平時」に移行していくか、各企業の模索が続いています。
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