「このあと第9波は来るのか?」、「ワクチンは打つべき?」、「治療薬は?」、「後遺症は?」…新型コロナ“5類移行”で、名古屋大学医学部附属病院 山本尚範医師に聞きました。徹底解説です。


Q.まず一つ目です。5月8日から新型コロナが5類へと移行しました。山本医師はどのように見ていますか?

(名古屋大学医学部附属病院 山本尚範医師)
「はい。一つの区切りだとは思うんですね。だからいずれは、こういう正常化に向けて動き出さなければいけないので、『そういうときが来たんだな』という感じです」

Q.このゴールデンウィークは、割と開放的に過ごした人が多かったと思うんです。医療の現場にいる医師から見て、違和感はなかったですか?


(名古屋大学医学部附属病院 山本尚範医師)
「皆さん3年半我慢してきたので、ようやく子供たちも含めて笑顔が見られるという意味では、個人としては違和感はないんですが、ただ、ここからちょっと心配ではあるなと思っています」

(夏目みな美キャスター)
「その5類移行に伴いまして、新規感染者の全数把握が5月7日まで、5月8日以降は週に1回の発表となります。5月7日までの愛知県の感染状況を見てみましょう」