8日午前、愛媛県松山市で歩行者の女性2人がワゴン車にはねられ死亡しました。
警察はワゴン車を運転していた卸売業の男を、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替え調べる方針です。
8日午前10時半ごろ、松山市恵原町の市道を歩いていた松山市保免中の無職・岡山幸子さん(70)と、松前町の無職・土井陽子さん(60)がワゴン車にはねられました。
この事故で2人は胸などを強く打ち、病院に運ばれましたが、岡山さんは間もなく死亡が確認されました。
また、土井さんも意識不明の重体でしたが、およそ4時間後に死亡しました。
現場は片側一車線の緩いカーブで見通しはよく、警察は、ワゴン車を運転していた松山市馬木町の卸売業・鵜篭崇志容疑者(30)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
鵜篭容疑者は勤務中で、調べに対し「不注意で交通事故を起こしてしまった」と容疑を認めているということで、警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替え原因などを捜査する方針です。
また、現場近くのテニススクールによりますと、事故に遭った岡山さんと土井さんはテニス仲間で、コートの空きを待つ時間を利用し買い物に出ていたと見られるということです。
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