7日、国内サッカーの3大タイトルの一つ「天皇杯」出場をかけた宮崎県代表決定戦が行われ、テゲバジャーロ宮崎とミネベアミツミFCが対戦しました。

(大田愛理リポーター)
「あいにくの天気の中行われる県代表決定戦は6年連続同じ顔合わせとなりました。天皇杯への切符をかけた注目のライバル対決です」

決勝は、J3のテゲバジャーロ宮崎と、今年、ホンダロックSCからチーム名が変わったミネベアミツミFCが対戦。
6年連続同じ対戦カードというライバル対決です。

(ミネベアミツミサポーター)
「勝つこと、3連覇。それしかない」
「雨のピッチに強いから大丈夫」
(テゲバジャーロサポーター)
「2―0でテゲバが勝つと思う」
「2年分のシュートを決めます」

3連覇のかかるミネベアミツミは、前半8分。
鈴木のクロスに日野が頭で合わせますが、クロスバーにはじかれ、得点とはなりません。

一方、3年ぶりの天皇杯出場を目指すテゲバジャーロは前半15分。
コーナーキックのチャンスを作ると、キャプテン、代 健司がヘディングで押し込み、先制します。

(テゲバジャーロ宮崎 代 健司キャプテン)
「うまく反応できて、コースも見えていたので、しっかりヒットできたし、それがゴールにつながってよかった」

1点を追うミネベアミツミは後半、積極的に前線へボールを運びます。

そして終盤には、連続でセットプレーのチャンス。しかし、ゴールネットを揺らすことができません。

ライバル対決を制したのはテゲバジャーロ。3年ぶり、3度目の天皇杯県代表の座を掴み取りました。

(テゲバジャーロ宮崎 代 健司キャプテン)
「2年間のリベンジがやっとできてほっとしていると同時に気を引き締めて、宮崎県を代表して、まずは1勝目の前の試合に勝つことを前提に準備していきたい」

(テゲバジャーロ宮崎 松田 浩監督)
「しっかり準備してきたセットプレーでとれたのは試合を優位に進めるうえではすごく良かった点。県の代表としてプライドを持って次の試合も戦って、J2やJ1のチームと戦えるように、そして自分たちの力が示せるように頑張っていきたい」

天皇杯の1回戦で、テゲバジャーロは今月20日に熊本代表の東海大熊本とユニリーバスタジアム新富で対戦します。

※MRTテレビ「Check!」5月8日(月)放送分から