記憶を語り継ぎます。広島・長崎で被爆し、現在倉敷市に住む人で作る団体が毎月1回、体験談を語る会を開いています。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、平和を祈っての貴重な生の声です。
(豊田富士子さん)
「相生橋の下の川には、石が見えないぐらいに人間がずっと沈んでるんです。一人で手を合わせて拝まずにはいられませんでした。」
戦後77年経過しても鮮明に残る記憶。岡山県原爆被爆者会倉敷支部が、高齢化が進む被爆者の生の声を伝えようと毎月開いている語り部講話会です。
豊田富士子さん(92)は当時15歳でした。広島電鉄家政女学校の生徒だった豊田さんは、爆心地から約2キロの寮で被爆。一瞬にして廃墟と化した広島の惨状と、その中で救護活動に当たった経験などを語りました。
(豊田富士子さん)
「『胸が苦しいようおかあちゃん』と手が落ちて、それで息切れました。『ああ、かわいそうにねえ』と、どうしてあげようもなかった」
(参加者)
「原爆が落ちた後に、みんなのために動いたのはすごかったなと思います。」
ウクライナ侵攻中のロシアが核兵器の使用をちらつかせる中、会を開いた倉敷支部では核兵器の悲惨さを改めて知ってほしいと訴えます。
(岡山県原爆被爆者会倉敷支部 田口文子さん)
「ウクライナの方がすごくかわいそう。あんなにひどくされても頑張って核だけは使ってほしくないです。」
講話会は毎月第3火曜日の午前10時からくらしき健康福祉プラザで開かれています。
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