大型連休中のJRの利用状況がまとまりました。“5類”移行直前のゴールデンウイーク、岡山・香川ともに利用客は増加しました。

JR西日本によりますと、山陽新幹線の利用は157万5000人と、前年同時期と比べ1.3倍近く増えていることが分かりました。コロナ禍前の2018年度と比較しても96%まで回復しています。また在来線の特急では、前年と比べていずれも約1.3倍の乗車があったということです。

一方、JR四国では、瀬戸大橋線が24万4400人と、前年同時期に比べ、1.26倍に増えました。コロナ禍前の2018年度の90%まで回復しています。

JR西日本とJR四国は、コロナの“5類”移行が決まっていたことなどから旅行の機運が高まり、利用が増えたと分析しています。