新型コロナの感染症法上の分類が8日、5類に移行しました。

ウイルスに翻弄され続けた3年間、コロナ政策は大きな転換点を迎えました。

■道行く人は
「しばらくは今まで通りマスクとかしてね、ちょっと気を付けながら過ごそうかなと思ってますけど」                           「花粉症なので私としては全然マスクは外せない生活だけど、気軽に外せるようになっていいなとは思いますけど」                      「特に変わらないです」「飲み会もないよね」「ないです」            「マスクまだ気にされている方もいらっしゃるので、早く前みたいに、みんな別に気にしないで過ごせるようになればいいかなと思っています」

5類への移行で、法定の対策本部が廃止されたため、県は感染の再拡大に備えるための「警戒・対策本部」を設置し、8日、初会合を開きました。

■阿部知事
「今後は日常における基本的な感染対策については個人の主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることが基本という形になります」

日ごとの感染者の集計が行われなくなるため、県は圏域ごとに出していた感染警戒レベルを廃止。

一方で、医療アラートは継続し、入院患者が300人以上で「医療警報」を、500人以上で「医療非常事態宣言」を出すとしています。

また、学校ではこれまで濃厚接触者なども出席停止となっていましたが、感染者本人だけが対象となり、発症後5日かつ症状軽快後1日だった停止期間もこれまでより短縮されます。