一部の地域で非常に強い風が吹いた8日の長野県内。
長野市では中心市街地にある建物の壁が落ちる被害が発生しました。
一歩間違えば惨事に繋がりかねない瞬間をSBCのカメラが捉えました。

音を建てて崩れ落ちる建物の壁。

SBCの取材クルーがその瞬間を捉えました。

8日正午前、「建物の看板が落ちそうになっている」と警察に通報がありました。
その後、午後0時半すぎ、長野市南長野(みなみながの)で建物の2階部分の壁などが崩れ落ちました。

柱が折れてしまっているのがわかります。

現場は長野市の中心市街地、善光寺に続く表参道。
少し前から警察が規制線を張っていて幸い、けが人はいませんでした。




■通行人
「強風の中を吹かれながら善光寺まで(坂を)上って、(風が)凄い強かった。上がるのを戻されるくらい強い感じだった」 「歩いていてもなんか何か落ちてきたらいやだなと思いながら歩いていた。あれを見て驚いた」
壁が落ちる瞬間はSBCの本社に設置されている情報カメラも捉えていました。

建物の所有者は取材に対し「ふだんは人はいない建物で築70~80年くらいは経っていると思う」と話しています。

長野市では8日昼前に最大瞬間風速21.3メートルの非常に強い風を観測していて警察が詳しい状況を調べています。














