新型コロナウイルスの5類移行に伴い甲府市は庁舎内に設置された体温を測定する装置などを撤去しました。一方で市民の命を守り健康に配慮した取り組みは継続することにしています。

8日午前10時ごろ、甲府市役所1階のエレベーターホール前では来庁者の体温を測定するサーモグラフィーを職員が撤去しました。

これは新型コロナの5類移行に伴う対応で、人との間隔をとるよう呼び掛ける表示も外しました。

一方で、窓口のパーティションは5月末まで設置し、入り口などの消毒液は今後も継続して設置するとしています。

こうした対応は8日に開いた市の対策本部会議で決めたものです。

一方で、市独自に自宅療養者に血中の酸素の飽和度を測定するパルスオキシメーターの貸し出しは当面継続します。

また、高齢者施設などには手袋やガウンといった感染予防用の備品を必要に応じて配布し、医療提供体制のひっ迫防止や市民の健康に配慮する取り組みを続けることも確認しました。