部活動のあり方が変わるかもしれません。少子化や教員の負担軽減を背景に、学校の部活動を地域のクラブなどに移す取り組みが、福島市で始まりました。

大きな声を張り上げて剣道の練習に取り組む生徒たち。これは、学校の部活動ではありません。

県剣道連盟福島支部・南大紀さん「中学校の部活動の地域移行をきっかけとしていて、剣道を頑張りたいという子どもたちを支援する形」

7日、福島市で行われた合同練習会。福島市や伊達市などの中学生が参加しました。

これは、国が進める部活動の休日の運営を地域や民間に移す「部活動地域移行」の一環で、県の剣道連盟などが初めて開きました。これにより、指導する教員の負担軽減などが期待されています。

参加した中学生「(顧問の先生は)剣道の経験者ではなく教えられないので、自分たちでやっている。(練習会は)あった方がいい」

県剣道連盟福島支部・南大紀さん「(所属する部活動の)人数が少なくて限られた練習しかできないという生徒にとっては色々なバリエーションの練習ができるのでいいと思う」

福島市では、5月27日に、陸上競技の練習会も予定しています。