6日の地震で震度6強を観測した珠洲市は、5日午前、市役所で災害対策本部会議を開き、人や建物、道路などの被害や救援物資などの状況を確認しました。

泉谷満寿裕(いずみやますひろ)市長は、国や県から寄せられた水やブルーシートといった救援物資については、避難所となっている各公民館へ順次配布するとしました。また今後、珠洲市に大雨警報や土砂災害警戒情報が発表された場合には、二次災害を防ぐため対象となっている市内のおよそ800世帯に避難指示を出すことも検討しています。

このほか地震で被災した住宅の危険度判定の作業を、順次始めていて、被害の全容把握に迅速に取り組む方針です。