盛岡財務事務所は、今年2月から3か月間の県内経済の状況について、「持ち直しつつある」とし7期連続で判断を据え置きました。

 盛岡財務事務所によりますと、今年2月から先月下旬にかけて行った調査の結果、「個人消費」はスーパーやコンビニ、ドラッグストアの販売が好調で、前の年の同じ時期を上回りました。また介護施設などで求人が増加しているほか、新たな住宅の建設も増えています。このことから県内経済は、7期、1年9か月連続で「持ち直しつつある」と判断されました。先行きについて盛岡財務事務所は、「景気の持ち直しが期待されるが物価上昇の影響に注意が必要」としています。