こどもの日、バンテリンドーム ナゴヤの満員のスタンドの中、なんとしても連敗を止めたいドラゴンズ。


1点リードされた8回には、難病の黄色靭帯骨化症(おうしょくじんたいこっかしょう)からの復活を目指す、福敬登(ふく ひろと)投手(30)がついに1軍のマウンドに帰ってきました。

福投手はランナーを許すものの、落ち着いて後続を打ち取り、無失点でマウンドをおります。

するとその裏、ランナー3塁、2塁のチャンスで、3番細川成也(ほそかわ せいや)選手(24)が2点タイムリーヒットで4―3と逆転に成功。


続く4番の石川昂弥(いしかわ たかや)選手(21)が、福投手の復帰登板を祝福するホームラン!


試合はドラゴンズが逆転勝利をおさめ、復活を果たした福投手が1年ぶりの勝ち投手になりました。


(中日ドラゴンズ 福敬登投手)
「まさかこんなに早く戻って来られるとは思っていなかった。こどもの日なので子どもに勇気を与えられるような存在になりたいと、リハビリをしながら考えてましたので、ちょうどいい日に、いいピッチングができたと思います」