きょう午後2時42分ごろ、石川県能登地方で最大震度6強を観測する非常に強い地震がありました。気象庁によりますと、日本の沿岸で若干の海面変動の可能性はあるものの被害の心配はない、ということです。
気象庁は午後4時40分から記者会見を開き、午後2時42分ごろ、石川県能登地方を中心とする地震を観測したと発表しました。震源は石川県能登地方で、震源の深さは12キロ。地震の規模を示すマグニチュードは暫定値で6.5となっています。
この地震では、最大で石川県珠洲市で震度6強の揺れを観測したほか、東北地方から中国・四国地方にかけて震度5強から震度1を観測しました。
震度6強を観測したのは、石川県珠洲市、震度5強を観測したのは、石川県能登町、震度5弱を観測したのは、石川県輪島市、震度4を観測したのは、金沢市、七尾市、新潟県長岡市、富山県高岡市などです。
気象庁によりますと、この地震で日本の沿岸で、若干の海面変動の可能性はあるものの被害の心配はない、ということです。
気象庁によりますと、揺れの強かった地域では、これから1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意してほしいということです。特に今後2、3日は規模の大きな地震が発することが多くあり、「連休中で普段とは違う場所にいる人も周囲に危険な場所がないか確認してほしい」と呼びかけています。
石川県能登地方では、去年6月19日にも最大震度6弱を観測する地震が起きていました。
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