ロシア大統領府は、ウクライナがクレムリンへの“ドローン攻撃”を試みたと発表したことをめぐり、アメリカの指示のもと攻撃が行われたと主張しました。

ロシアのペスコフ大統領報道官は4日、“ドローン攻撃”をめぐり、「こうしたテロ行為を決定するのはワシントンだと知っている。ウクライナはそれに従っているだけだ」と述べ、アメリカの指示のもとで攻撃が行われたと主張しました。そのうえで「ウクライナとアメリカが関与を否定するのは馬鹿げている」と述べています。

また、プーチン大統領の様子について、「大統領は極限状態でも常に冷静沈着であり、的確な命令を出している」と強調しました。5日にプーチン大統領が安全保障会議を開催するとしていて、ドローン攻撃に関しても協議を行う可能性があるということです。

そして、今後の報復措置については、「バランスの取れたロシアの国益に沿ったものになる」と述べています。