◆個別指導が上達の“近道”に

長田博幸さん「クラブチームや部活は個人的な練習が少ない。もっとうまくなりたい、もっと練習したいという気持ちがある選手もいっぱいいる。神経系の発達は、小学生の後半から中学生の前半までが一番伸びる時期。頭を使っていろんな体の動かし方を身に付けることが将来につながる。なんでもうまくなりたい、勉強していろんなことを覚えたい、それと一緒かと」

吉田くんは、長田さんの指導により「フォームがよくなり、できることが増えた」と話す。所属するチームの練習に加えて元日本ハム1軍コーチによる個別指導が上達を加速する。子供を支える親は、教え方に着目する。

吉田くんの母・優香さん「教え方が元プロなので上手です。褒めて伸ばす指導で本人もやる気になって頑張っています」
多人数と向き合うチーム練習と違い、野球塾は少人数、もしくはマンツーマンによる指導だ。練習の“密度”が高まることで個人の抱える課題が見つかりやすくなり、上達の近道となることが期待されているようだ。














