福島県南会津町の田園地帯を車で走っていると、道路わきになにやら目立つ建物が。
中にお邪魔してみると、そこには年代物の車がたくさん!
--馬場善孝 館長(なつかし館)「昔から車とかバイクが大好きで、少しずつ集めていたらこんなにいっぱいになったんです。」
なつかし館」は館長の馬場さんが趣味で集めた昭和のクラシックカーや、バイク、骨とう品を展示している施設。
--馬場館長「(古びた自転車を指さしつつ)この展示品も結構しますよ、値段。」
--スタッフ「おいくらくらいなんですか?」
--馬場館長「たぶん150万円くらいします。」
館内には今では入手が困難なお宝がそこかしこに!車はナンバーと車検を取得していて走行が可能。塗装も座席もピカピカでまるで新車みたい、これってすごいお金がかかっていそうですが…
--スタッフ「馬場館長って本業はなにをしているんですか?」
--馬場館長「本業はリース業とか家の解体とかなんですけど、もう年なので息子に任せたんです。この『なつかし館』は遊びでやっている感じで。」
遊びでこんな場所を作っちゃうなんですごい!外にあるこちらのバスは、なんと骨とう品の展示エリア。でもなぜバスの中に骨とう品を?
--馬場館長「南会津町から『バスを払い下げるので買い取ってもらいたい』という話があったので、中を改造して骨とう品を置けるようにしました。」
バスを骨とう品置き場に改造って、やることが大胆すぎる!
--スタッフ「このトラックはクラシックカーではないですよね?」
--馬場館長「そうではないですね。トラックを買ってステージを作ったらどうかなと、一生懸命やって作ったんです。」
って、ちょっとなに言ってるか分からないんですけど…。「それなら見てちょうだい」と言い、荷台を開ける馬場さん。そこに現れたのは、なんとカラオケ用のステージ!これ作っちゃったんですか?
--馬場館長「カラオケ専門のトラックで、広場さえあればどこでもカラオケができるんです。」
地域のカラオケサークル「會津ひめさゆり会」の会長も務める馬場さん。100人以上もいるという会員のためにポケットマネーで15トントラックを買って、荷台をカラオケステージにしちゃたんですって!ちなみにお値段は高級車2台分くらいだそうです。
--スタッフ「(カラオケの機器を見て)これって通信カラオケなんですか?」
--馬場館長「そうです、衛星にしたんですよ、新曲がばんばん入ってくるんです、衛星から。」
最新データはなんと衛星経由ってスゴッ!ちなみにこの「カラオケトラック」会津地方各地に「出張貸し出し」もしているんですって。
※1日貸出し料・10万円~(応相談)
▼今回紹介した場所
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「なつかし館」
[住 所]福島県南会津町界字高田3
[営業時間]9時~16時
[定 休 日]月曜日
(2023年5月3日 放送回)
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『ふくしまSHOW』(福島県域)水曜よる7時~
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