晴天に恵まれた大型連休後半の4日は、長野市の善光寺周辺で様々なイベントが行われ、コロナ禍前のにぎわいを取り戻しています。

長野市の中央通り=表参道を着物姿で歩く女性たち。

牛を先頭に、善光寺を目指します。
「牛に引かれて善光寺参り」の故事にちなんで開かれた、「花遊歩(はなゆうほ)」。

2023年で11回目を迎えましたが、牛を飼っていた男性が飼育をやめることなどから、今回が最後の開催となりました。

10代から70代までのおよそ70人が参加し、トイーゴ広場から山門までの1キロあまりをゆっくりと練り歩きます。
(参加した女性)
「普段は全然(着物を)着ないので、特別感もあって楽しいです」
「花回廊の花もあったりして、歩けて貴重な経験だなと思います」
出発からおよそ1時間。
観光客でにぎわう仲見世通りを抜けて、無事、到着。

天候にも恵まれ、多くの人がその様子を写真に収めていました。

こちらも中央通りで開催された、「NAGANO善光寺よさこい」。
3年ぶりに長野県外のチームも参加し、合わせて16チームが踊りを披露しました。

迫力ある息の合った演舞を見ようと大勢の人が訪れ、会場は熱気に包まれました。
(参加者は…)
「明るい日差しを浴びて踊れて最高の気持ちです」
「コロナ落ち着いてきてようやくまた日常が再開するという瞬間を噛みしめながら踊っています」

コロナ禍前のゴールデンウイークの表情が街に戻っています。