ロシア大統領府は3日未明、ウクライナがプーチン大統領を狙って執務室のあるクレムリンへのドローン攻撃を試みたと発表しましたが、ゼレンスキー大統領はこれを全面的に否定しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「我々はプーチンもモスクワも攻撃はしていない」
ロシア大統領府が主張している“ウクライナによる3日未明のドローンでのクレムリンへの攻撃”。「ゼレンスキー政権によるテロ行為」としていますが、ゼレンスキー大統領は関与を否定。“ウクライナは自国の領土を守る兵器も十分には持っていない”と訴えました。
アメリカは…
アメリカ ブリンケン国務長官
「報道は把握していますが確認はできません。単純にわからないのです。ただ、ロシア政府から出てくる情報についてはとても大きな疑いを持って受け止めるようにしています」
ブリンケン国務長官はウクライナが、ロシア領内に攻撃をした場合の対応については「国を守るために何をするかはウクライナが判断すること」だと繰り返しています。
一方、専門家は…
東京大学先端科学技術研究センター講師 小泉 悠さん
「(ロシア)大統領府側からも『これはウクライナによるテロなのだ。大統領を狙ったものなのだ』 という声明が出ている以上、これは何らかの厳しい対応をするんだと思いますね、ロシアとしては」
専門家は今後について、ロシアにこれまでのような大規模攻撃を行うだけのミサイルなどが残っているかは分からないとしながらも、「様々な形で相当の報復措置を講じるのではないか」と指摘しました。
ウクライナメディアは一夜明けた4日、ウクライナの広い範囲で空襲警報が出ているほか、首都キーウや南部オデーサで爆発音が聞こえていると報じていて、専門家は、これについても「ロシアによる報復の初期段階なのではないか」と分析しています。
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