4月の県内の企業倒産は5件で、負債総額は3億4800万円でした。このうち2件が新型コロナウイルス関連の倒産です。
東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、4月、岩手県内の負債総額1000万円以上の企業倒産は5件で、障害者福祉事業や不動産管理業など全て異なる業種でした。負債総額は前の年の同じ月を5億1600万円下回る3億4800万円でした。このうち弁当製造・デリバリー販売とビジネスホテル経営の2件が新型コロナ関連となっています。
今後の見通しについて東京商工リサーチ盛岡支店は、「コロナ禍で疲弊した企業の脱落などで倒産件数は当面高水準で推移する可能性が高い」と指摘します。