ゴールデンウィークが終わる5月8日から新型コロナは感染症法で季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられ、3年あまりにわたって着用してきたマスクを外す動きが本格化しそうです。
従業員のマスク着用を撤廃する宿泊施設も出てきました。十和田湖にほど近い「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」です。星野リゾートは4月28日、従業員のマスク着用を5月8日から撤廃すると発表し、ホテルでは、その準備が進んでいます。
※星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 掛川暢矢 総支配人
「マスクをフリーにすることによって、私たちの真摯な笑顔をお見せすることができるというのは非常に大事なことだと思っております」
従業員のマスク着用はこれまでは施設ごとに状況に応じて判断していましたが基礎疾患があるなど特別な事情を除き、星野リゾート全体で撤廃するといいます。5月13日には、奥入瀬渓流沿いをオープンバスで巡り、五感で新緑を楽しむツアーが始まる予定で、乗客、従業員ともにマスクを外して乗車します。
また、医療機関でもコロナ対策の緩和が進んでいて、弘前市にある健生病院は、親族や友人など近しい関係者数人での面会は3月から可能となっています。飲食しないこととマスクの着用は求めていますが、面会の回数や時間の制限はありません。新型コロナの5類移行に向けて青森県内でも準備が進んでいます。