佐藤新県政で初めてとなる大分県の人事異動が2日内示され、佐藤樹一郎知事が掲げる県政の発展・継承を重点におよそ1700人が対象となりました。発令は15日です。

佐藤知事は2日会見で、新体制となる人事異動の概要を発表しました。規模は4月1日に発令された分と合わせ1741人と例年並みで、所属長ポストにはこれまでより比較的若い53歳以下の職員を登用。また、所属長に女性を1人増やし、管理職に占める女性の割合は10.6%と過去最高となっています。

主なところでは、特別職となる企業局長に渡辺文雄さん(59)。部長級は企画振興部長に山田雅文さん(59)。福祉保健部長に工藤哲史さん(57)。土木建築部長に三村一さん(59)、会計管理局長に渡辺栃彦さん(59)が決まっています。

今年度は、少子化対策やコロナ禍からの経済再活性化などが県政の課題となっています。人事異動は15日に発令されます。

(佐藤樹一郎知事)「継続・継承は大事だが、新たな課題にしっかりとチャレンジしていく体制を作っていきたい。ひとりひとりが県政を担っているという気持ちで取り組んでもらいたい」