架空料金請求詐欺の被害を未然に防いだとして、宮崎市のコンビニエンスストアのオーナーらに、警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、セブンーイレブン佐土原広瀬中学校前店のオーナー、黒木弘美さんと店長の伊地知明裕さん、それに従業員の佐藤祐子さんです。

3人は、今年3月、店に訪れた80代の男性が20万円分のプリペイドカードを購入しようとしたのを不審に思い、詐欺の可能性が高いことを説明。

その後、警察に通報し、被害を未然に防いだということです。

(セブンーイレブン佐土原広瀬中学校前店オーナー 黒木弘美さん)
「高額なカードとかはお声かけしてくださいということで、皆さんと共有したことによってこのような結果になった。これからも地域の安全のため努力していきたい」

県内では今年、3月末までに特殊詐欺の被害が17件確認されていて、被害総額はおよそ1億円に上っています。