日本バレーボール協会は16日、都内で会見を開き、6月に開幕するネーションズリーグブラジル大会のメンバ―候補15名を発表した。東京五輪でキャプテンを務めた石川祐希(26)を始め、西田有志(22)や高橋藍(20)など東京五輪メンバー9人が名を連ねた。

会見冒頭でフィリップ・ブラン新監督(61)は「みなさんこんにちは。きょうはどうぞ宜しくお願いします」と日本語で挨拶。
ネーションズリーグについて「日本代表にとって非常に重要で、(パリ五輪出場のため)世界ランキングに影響する結果が問われる大会。五輪、世界選手権に次ぐ3番目の大会」と話し、日本よりも下位のチームやアジアのライバル・イランに勝ち切り、世界トップチームからも勝機を見出したい、とした。

先日イタリアでのシーズンを終え休養中の主将・石川はこの日の会見を欠席。石川は18日に代表への合流を予定していて、ボールを使ったトレーニングを再開するという。

石川と同様、イタリアでプレーをする高橋藍は「自分の持ち味であるレシーブ力を生かしてチームに貢献したいと思いますし、次の五輪までに今年の1戦1戦が大事になってくるのでチーム一丸となって頑張って行きたいと思います」。西田は「全員で貪欲に前を向いて進んでいきたい」と意気込んだ。

2年後を見据え若手選手の参加についても調整を進めたが、スケジュールが合わず、身長210cmの牧大晃(18・筑波大)、200cmの甲斐優斗(18・専修大)、206cmのサウスポー麻野堅斗(17・東山高校3年)らの参加は見送られた。

会見の最後には、20日に62歳の誕生日を迎えるブラン監督をサプライズでお祝いするイベントも。ケーキに加え、高橋健太郎(27)の音頭で選手たちから『ハッピーバースデー』の歌をおくられたブラン監督は「ありがとうございます。スタートにあたりこのような機会をいただき光栄」と笑顔だった。

男子代表は23日から、イタリア、ブラジルで合宿を行い、ネーションズリーグに参戦。日本は6月9日(日本時間)にオランダと初戦を戦う。