ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島の燃料貯蔵施設で、火災が発生しました。ロシア側は「ドローンによる攻撃」だとしています。

ロシア側の市長がSNSに投稿した現地の様子だとする映像。激しい炎と黒い煙が上がっています。

ロイター通信によりますと、ロシアが一方的に併合したクリミアの軍港都市セバストポリで29日、燃料貯蔵施設が燃える火災が発生しました。ロシア側の市長は「ドローン攻撃があった」としていて、けが人はいないということです。

一方、ウクライナメディアによりますと、ウクライナ軍の当局者は、火災について、10以上のタンクが破壊されたと述べました。ウクライナ側が関与したかどうかは明らかにしていませんが、ウクライナ中部で28日、20人以上が死亡した、ロシア軍の攻撃に対する「神の罰だ」と話したということです。