アフリカ・スーダンでの軍と準軍事組織の衝突による死者が500人を超えました。停戦期間中も戦闘が続いています。

29日の首都ハルツーム北部とその近郊。複数の場所で煙が上がっています。

衝突するスーダン軍と準軍事組織「RSF」は、停戦期間を30日まで延長することで合意していますが、ロイター通信などは、29日も戦闘が続いていると伝えました。

国連は、スーダン保健省の集計として、これまでに少なくとも512人が死亡したと発表。一方で、実際の死者は集計の数より多いと指摘しています。

こうしたなか、トルコが自国民を退避させるための輸送機が攻撃を受けました。トルコ国防省は、けが人はいないとしています。スーダン軍は攻撃を受けた機体だとする写真を公開し、「RSF」によるものだと主張。「RSF」は否定しています。