宮崎県警察本部は、28日、元交際相手の女性にSNSでメッセージを繰り返し送るなどしてストーカー規制法違反の罪で罰金刑を受けた宮崎北警察署の男性巡査を減給6か月の懲戒処分にしたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは、宮崎北警察署の20代の男性巡査です。
宮崎県警によりますと、この男性巡査は、県内に住む元交際相手の20代女性にLINEで「話さないならいくよ」などと繰り返しメッセージを送ったほか、女性につきまとったなどとして先月11日、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕。その後、罰金20万円の略式命令を受けました。
県警は、28日付けで、男性巡査を減給6か月の懲戒処分としました。
男性巡査は、「多くの方にご迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ない」と話しているということで、28日付けで依願退職しました。
宮崎県警察本部の山崎猛 首席監察官は、「警察官としてあるまじき行為であり、あらためて県民の皆さまに対し深くお詫びいたします。今後、職員に対する指導教養を徹底し、信頼回復に努めてまいります。」とコメントしています。