人材確保へ向けた取り組みです。県警は、多くの若者に警察官を志してもらおうと28日、年齢の近い若手を「警察官リクルーター」に指名しました。

 今年度の「警察官リクルーター」に選ばれたのは、県警本部や各地の警察署の警察官になった5年未満の若手39人です。リクルーターは今後、県内の高校や大学を訪問し、若者に警察の仕事の内容ややりがいを伝えることで採用試験の応募者の増加を目指します。県警によりますと、人口減少などに伴う人材不足で志望者は減少傾向にあり、昨年度の受験者数は281人で前の年度と比べおよそ70人減っています。

(警察官リクルーターの後藤晃次朗巡査部長)
 「忙しいときもありますけど、その分やりがいをしっかり得られる仕事だということを伝えていきたいと思います」

 県警の今年度の採用の募集はすでに始まっていて、試験は7月に始まり、全体で88人の採用を予定しています。