大雨シーズンを前に、宮崎市では洪水や土砂災害などのおそれがある場所で、関係機関による合同調査が行われました。

この合同調査は、毎年、大雨シーズンを前に実施されているもので、27日は、県や宮崎市など、22の機関からおよそ50人が参加しました。

一行は、宮崎市鶴島で、大淀川の堤防に設置された、水位の危険度を色と数字で示している表示板などについて、国土交通省の担当者から説明を受けました。

また、宮崎市上北方では、土石流のおそれがある渓流で建設が進められている砂防ダムを見学しました。

(宮崎市危機管理課 横山幸至郎課長)
「担当する業務以外での危険、そういったのを感じていただいて、実災害の時に、即時対応ができる体制を取りたいと考えております」

宮崎市内には洪水や土砂崩れにより、住宅などに被害が出るおそれのある災害危険箇所が、およそ1000か所あるということです。