従業員におよそ110万円の賃金を支払わなかった上、違法となる時間まで16歳の従業員に勤務させたなどとして宮崎市の個人事業主の女が最低賃金法と労働基準法の疑いで書類送検されました。

宮崎労働基準監督署によりますと、女は飲食物製造販売業「SeaGlass」とアニメグッズ製造販売業「CocoLabFactory」を宮崎市内で営んでいますが、労働条件を書面で明らかにしなかった上に、従業員8人に賃金およそ110万円を支払わなかった疑いがもたれています。

さらに、満18歳未満の年少者の労働は午後10時から午前5時まで禁止されているにもかかわらず「SeaGlass」で16歳の従業員を3回にわたって午後11時32分まで勤務させた疑いです。

宮崎労働基準監督署は27日、女を最低賃金法と労働基準法の疑いで書類送検しました。