本格的な春山シーズンと大型連休を前に、長野県警の山岳遭難救助隊がヘリコプターを使った救助訓練を行いました。


長野県大町市で行われた訓練には、県警の山岳遭難救助隊など合わせて40人余りが参加しました。


訓練では、2023年3月に導入された新しい県警ヘリ「やまびこ1号」を使用。


機体の説明を受けたあと、救助した人を機体に乗せる手順を念入りに確認しました。


その後、実際にヘリを飛ばし、救助した人をワイヤーを使って機体まで吊り上げるホイスト救助訓練も行いました。

■訓練に参加した山岳救助隊員「ホイストの要領など、若干変わっている部分があったので、これからに備えてその点が確認できて、とても有意義な訓練でした」


大型連休中は、日によっては天候の悪化も予想され、長野県警は登山の際は気象情報の確認や事前の準備を入念に行うよう呼びかけています。