洗剤やシャンプー、ボディソープなど、様々な日用品に存在する詰め替えパック。お得、エコだからという観点から多くの人が購入しているかもしれません。
しかし、その販売価格をよく見てみると…実は詰め替え用の方が割高な場合もあります。
一体なぜこのような逆転現象が起きてしまうのでしょうか?

街で聞きました。 日用品の「詰め替え」使っていますか?

街の人は
「ヘアーシャンプーとボディソープ、台所の詰め替え用とかですかね、選びます。そんなにお得という気持ちではないですけど、気持ちほど」

「食器洗剤とか洗濯洗剤とか柔軟剤とか購入します。ゴミが少なくて済むからいいかなと思います」

多くの日用品に存在する詰め替え品。
ドラッグストアの売り場を見てみると、大容量でお得な場合がほとんどですが、実はなかには、ボトル入りの方が割安で、詰め替え品の方が逆に割高な商品もあります。

例えば鳥取県米子市内のドラッグストアで調べてみると…

A社のボディソープは、ボトル入りが550ミリリットルで547円。詰め替え用が440ミリリットルで547円で販売されていました。
100ミリリットルあたりだと、ボトル入りが99.5円で詰め替え用が124.3円。ボトル入りの方が24円以上安くなっています。

また柔軟剤でも、B社はボトル入りが480ミリリットルで327円、詰め替え用が850ミリリットル767円で販売されている商品がありました。
100ミリリットルあたりだとボトル入りが68.1円、詰め替え用が90.2円。ボトル入りの方が20円以上安くなっています。

容器代が含まれない分、詰め替え用の方が割安に買える気がするのですが…なぜ、ボトル入りの方が安い場合があるのでしょうか。