公共交通機関の二酸化炭素排出量削減に向けた動きです。

宮崎市のタクシー会社が、27日からEV、電気自動車の運用を始めました。

全国でタクシー事業などを行う第一交通産業グループでは、二酸化炭素排出量の削減などを目的に、「全国タクシーEV化プロジェクト」を実施。

そのプロジェクトの一環として、宮崎市の宮崎第一交通は5台のEV車両を導入し、出発式が行われました。

導入されたEV車両は1回8時間の充電で、およそ350キロを走行することができます。

(宮崎第一交通・吉松雄三社長)「温室効果ガスゼロに向かって、国も取り組んでおりますし、我々も(EVの)導入をして、カーボンニュートラルというところに、公共交通機関の一員として、取り組んでいく義務もあるのかなというふうに思っております」

宮崎県タクシー協会によりますと、現在、EV車両を導入しているのは、宮崎第一交通のみだということです。