5月2日の八十八夜を前に、愛媛有数の茶所として知られる愛媛県四国中央市の新宮町では、4月27日から一番茶の摘み取りが始まりました。
山に囲まれた新宮町は、昼と夜の寒暖差が大きく土壌にも恵まれていて、約36ヘクタールで200戸余りの農家が茶を栽培しています。
このうち、脇製茶場が管理する40アールほどの茶畑では、約20人の農家の人たちが6センチ程に伸びた青々とした新芽を専用の機械を使って摘み取っていました。
製茶場の担当者によりますと、今年は霜の被害も無く順調に育ったということで、うま味と甘みがある香り豊かな新茶に仕上がっているということです。
(脇 純樹 専務)
「この時期だけの新茶の香りなので、是非その香りを十分に楽しんで頂けたらと思います」
こちらの製茶場では新型コロナの影響で、去年の売上げは例年と比べ、2割程落ち込みましたが、今年は観光客の増加などで、売上アップに期待を寄せています。
一番茶の収穫は、6月上旬まで行われ、霧の森などの直売店で100グラムおよそ2000円で販売されます。
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