■MLB エンゼルス 11ー3 アスレチックス(日本時間27日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。5打数2安打1本塁打3打点、3試合ぶりの今季6号を放った。

17連戦の13試合目、ここまで休養日なしの大谷は1回の第1打席、メジャー初登板となったL.メディーナ(23)、1球目から98マイル(158キロ)のストレート、4球目には100マイル(161キロ)をマークした。速いボールで押してくるメディーナに対し大谷はカウント3-2から98マイル(158キロ)を捉えて逆方向へ。これが野手の正面となりサードゴロに倒れた。

2回、1死満塁のチャンスで迎えた第2打席、カウント1-1から140キロのチェンジアップにタイミングが合わずファーストゴロ。その間に3塁走者がホームに還り大谷は3試合ぶりの打点を挙げた。

4回の第3打席はルーキーのメディーナが落ち着いたピッチング、2打席目にタイミングが合わなかったチェンジアップ中心の組み立てを見せカウント3-2から140キロのチェンジアップで空振り三振。

3-8とエンゼルスに大きくリードされたアスレチックスは6回、藤浪晋太郎(28)をマウンドへ、先頭のT.ウォード(29)をライトフライに打ち取ったが2番・M.トラウト(31)に四球、そして、迎えるは3番・大谷。1球目は100マイル(161キロ)のストレート、2球目も99マイル(159キロ)を空振り。カウント1-1で迎えた3球目、99マイル(159キロ)を大谷が逆方向へ鮮やかなバッティングを見せ2試合ぶりのヒット。この打球をレフトが弾きトラウトが一気にホームへ還ってきた。藤浪は不運な失点となった。

藤浪は7回も続投、6番・B.デュルーリー(30)をスライダーで空振り三振、7番・G.アーシェラ(31)を154キロのストレートで空振り三振、9番・N.ネイト(22)はスプリットで見逃し三振と3つの三振を全て違う球種で奪った。

大谷は8回1死一塁で迎えた第5打席、アスレチックス3人目、C.スミス(27)と対戦。カウント0-1から144キロのシンカーをフルスイングして空振り。そして、3球目、152キロのシンカーを今度は完璧に捉えてセンターへ。3試合ぶりとなる今季6号ホームランを放った。大谷は5打数2安打1本塁打3打点。あす28日(日本時間)は二刀流で今季4勝目を目指す。