社会人になって受け取る「初任給」。思い出深い人も多いのではないでしょうか。そんな初任給を受け取った新社会人のみなさんに、使い道についてききました。

初任給 何に・誰のために使いますか?

南波雅俊キャスター:
25日、待ちに待った初任給を受け取ったという新社会人の皆さんも多かったかもしれません。初任給について、いろいろな角度から見ていきたいと思います。

1976年に厚生労働省の調査が始まったとき、初任給は男性が9万円台で女性が8万円台。そこからずっと上がり続けて、2022年には男女ともに22万円台になりました。そして今年の予想では、初任給を「引き上げる」と答えた企業が4年ぶりに5割を超えたということです。

使い道は、たとえば“家族への恩返し”「豊洲の高級レストランに連れていきます」とか、「あんずが好きな母に『あんずボー』を箱買いします」とか。いいですね、まさに大人買いです。

さらには「母が好きなハリー・ポッターの新施設のチケットを予約しました。泣いて喜んでくれてよかった」というような、ちょっと心温まる話もありました。

そしてもちろん、皆さん頑張ったので「自分のために使う」という声もありました。

たとえば「時計」とか「靴」。「アイドルのライブ」というのは“推し活”かもしれませんね。ほかには「バイクのカスタム」のような趣味に使うという声もありましたし、「車を買おうと思っていたけど、誘惑に負けてパチンコに使っちゃった」という新社会人も…。

ホラン千秋キャスター:
あとで後悔しないといいんですけどね。「もう使っちゃったー!」って。

南波キャスター:
「福岡にいる彼女に会いに行く」「2年目は税金で手取りが減るから貯金。3年目で100万円が目標」「奨学金と、親に借りた留学費用の返済」という方もいました。素晴らしいですね。

25日、80人に調査を行ったところ、一番多かったのが「家族に恩返し」37人で、次が「自分のために」28人。続いて「貯金」6人、「恋人のために」2人、「その他」7人、という形になっています。皆さんは初任給を思い出していただくとどうですか。

萩谷麻衣子弁護士:
私は弁護士として初任給をもらったときは子どもがいたので、やっぱり生活費と貯金になっちゃったかなと思いますね。

井上キャスター:
私は親を食事に連れて行ったのと、自分のために腕時計を買ったのと、恋人にピアスのプレゼントを…。いろんなことやりましたね。

ホランキャスター:
私は最初に仕事したのが6歳ぐらいなので、知らない間に自分の給食費になっておりました。