10月の世界選手権(イギリス)の代表選考を兼ねたNHK杯が14日、東京体育館で行われ、女子個人総合は宮田笙子(17)が逆転優勝した。
この大会は4月に開催された全日本選手権・個人総合決勝の合計得点上位24名が出場し、その得点が持ち越された。女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目。全日本選手権で優勝した笠原有彩(17)と2位、宮田の差は0.733でスタートした。
1種目目の跳馬で先に宮田が14.266の高得点をマークすると笠原は着地が乱れるも、13.833とまずまずの得点を出した。2種目目の段違い平行棒は、宮田が全日本で落下した技を外した演技構成で13.666。つづく笠原は伸び伸びとした演技を披露し、前半、笠原が0.3差リードで折り返した。
3種目目となる平均台では笠原が、ふらつく場面も見られるなど得点を伸ばせず、ついに宮田に逆転を許した。最終種目のゆかが得意な宮田が全体2位の得点でトップを守り、NHK杯初優勝を果たした。上位、3名が世界選手権代表の切符を手にした。
女子東京五輪で銅メダルを獲得した村上茉愛さんや寺本明日香さん、畠田瞳さんなど、日本トップの選手たちが現役引退し、次世代のエース候補の高校生の2人が初の世界選手権に挑む。
試合後、優勝した宮田は「全日本の予選、決勝でミスがある中で、NHK杯では思い切って演技できたことが嬉しい。(世界選手権に向けて)団体戦で貢献できるように頑張っていきたい」と世界選手権に向けた意気込みを語った。
1種目目の跳馬で足を痛めていた笠原は「全日本の予選・決勝、NHK杯の3試合で大きなミスなく演技できたことが自分の自信につながった。緊張したが、緊張を自分なりに楽しむことができたのが良かったと思う。まだまだ世界で戦うには実力が足りないと思うので、これから技を増やして、世界で戦っていけるようにしたいと思う。寺本(明日香)選手のように日本を引っ張っていける選手になって、世界でも自分の演技をアピールしたい」と話した。
優勝 宮田笙子 160.029点
2位 笠原有彩 159.528点
3位 山田千遥 158.895点
(写真左から山田千遥選手、宮田笙子選手、笠原有彩選手)
注目の記事
<どこで「死の瞬間」を迎えますか?>「自宅での看取り」に必要なことは… 医師とのつながり、看取りの“指示書” 慌てて119番で「変死」扱いになることも

「2・9・6・0」 娘が残した最後のメッセージ 命がけで守った口座には“母娘の夢” 死刑求め続けた母 19年目の告白【名古屋 闇サイト殺人事件 前編】

熊本地震1か月 企業防災訴える震災遺族の思い「息子と同じ構図」イオンモール熊本の爆発事故

夏休み明けに不登校になった息子「なんで生きてるんだろう」問われハッとした母「どうにかして学校に行かせようとしていた」 新学期の登校に不安…悩む親子へ「学校が全てじゃない」

阿部寛さんから、余命宣告を受けた夫“ヒロシ”に届いたハガキ…大ファンだった夫は「今も近くでVIVANTを観ていると思います」

高専女子学生殺害事件から20年「なぜ娘は殺されたのか…」今も消えることのない母親の思いと娘にかけたいことば









