新しい大分県知事に就任する佐藤樹一郎さんがOBSの取材に対し、県と市の連携をさらに強め、インフラの整備を進めていきたいと今後の政策について語りました。

吉田キャスター:
「大分市長だった経験を踏まえて県と大分市との関係はどう考えているか」

佐藤氏:
「子育て支援、人口減対策や公共のインフラ整備を考え、方向をすり合わせながら取り組むことが必要。市の行政、人の知識をいかして県と市の連携をさらに強めていく」

吉田キャスター:
「大分と四国を結ぶ豊予海峡ルートの整備についてはどう考えているか?」

佐藤氏:
「宮河内インターからさらに東に延ばして豊予海峡を通って佐田岬につながると九州と四国の高速道路網がリンクされる。いつできるかというのはあるが、荒唐無稽なものではなくて出来た暁には大分の発展の起爆剤になる」

一方、私たちの暮らし向きに関わる賃上げの問題。物価上昇が家計へ与える影響も大きくなっており対策が急がれます。

佐藤氏:
「価格転嫁が進められて中小企業も含めて賃上げできる環境を作っていく。こうした取り組みを通じて医療介護保育で働く人の賃金もあがっていく。少子化対策や住んでいる方がより大分で暮らして安心できる社会を作っていくことにつながっていくのではないかと思いますのでそういうことについて全力で取り組んでいきたい」