福島県は4月26日、県内で今年初の「ツツガムシ病」の届け出があったと発表しました。
県によりますと感染したのは80代男性(県北保健所管内)と70代女性(福島市保健所管内)の2人です。男性の症状は調査中で女性は入院中で軽症だということです。
ツツガムシ病は、ダニの1種のツツガムシに刺されてから1週間から2週間後に発症する感染症で発熱や発疹、倦怠感などの症状が現れます。人から人へは感染しません。
山林や原野などに入る際に肌の露出を少なくし、こまめに虫よけスプレーを吹きかけることで予防できます。
山林などに入る機会が多くなる春季(3~6月)と秋季(9~11月)が患者発生のピークで、去年は全国で481件、県内で25件(全国6位)の届け出がありました。
県は感染して症状が出た場合は、できるだけ早く医療機関を受診するよう呼びかけています。














