大分県は5月8日からの新型コロナの「5類」引き下げに伴い、仕事に行くことや濃厚接触者の自宅待機など、行動制限を終了する一方、外来診療を原則自己負担とするなど県の新たな方針を示しました。
県内では25日新たに78人の感染が発表され、年代別の陽性者数は、0歳が0人、1~4歳が1人、5~9歳が2人、10代が8人、20代が7人、30代が10人、40代が8人、50代が8人、60~64歳が4人、65~69歳が7人、70代が7人、80代が12人、90歳以上が4人です。
65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人などはあわせて44人で、3人が中等症と診断されています。新たなクラスターは1件で、大分市内の高齢者施設で6人の感染が確認されています。重症者や死者の発表はありませんでした。
新たな陽性者は7日連続で前の週の同じ曜日を上回っていますが、6週連続で100人を下回っています。また、5月8日から新型コロナが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行することに伴い、県は新たな方針を発表しました。
就業制限や濃厚接触者の自宅待機などの行動制限は終了します。また、医療費の負担についてはこれまで通リ、治療薬や入院医療費は公費支援の対象となりますが、外来診療は原則、自己負担となります。一方、ワクチン接種はこれまで通り全額公費での負担となります。