民間企業が参入して大規模に白ネギを栽培、出荷する事業が大分県竹田市でスタートし、25日、中核となる施設の完成式が行われました。
竹田市中角に完成したのは白ネギの皮をむいて、仕分け作業などを行う調整施設で、青果卸の県内最大手丸果大分大同青果が設立したアグリ・プロデュースが運営します。
この事業は県内の農業を再生する「ねぎ産出額100億円プロジェクト」の一環として竹田市内で実施され、新たにこの地区で7ヘクタールの白ネギ畑が整備されました。
グリプロデュースは3月、白ネギの苗を植え付け9月から収穫と出荷作業を開始します。
(アグリ プロデュース・工藤健二社長)「白ネギ自体を盛り上げて、大分県といえば白ネギだと、手助けというか、力になればなと思ってます」
おととしの県内のネギ類の産出額はおよそ71億円で、県は今年度までに100億円を達成していきたいとしています。