◆「世襲に疑問」対抗馬は元町役場幹部


これに対して33年勤めた町役場を辞めて出馬したのが、桐島光昭氏です。


桐島光昭氏「人によっては、『(相手が)ズルい選挙をしよる』という風な言葉も聞かれます。このズルい選挙ではない、政策で判断してください」

桐島氏は、これまでの「町の発展」は評価したうえで、「世襲」に対して疑問を持ち、出馬を決めたといいます。


桐島光昭氏「現・長崎町長の息子さんが出馬表明をされて、私も『うっ』と思ったんですけども、今後の新宮町を担っていくには私の方ができるのではないかと思い、出馬の決意をした次第です」


◆町民の意見は様々


世襲候補について、町民の反応も様々です。


数年前から住む女性「ちゃんと考えてくれたらいんですけどね。なんか適当に引き継いで適当にやる感じだったら嫌だなと思います」
昔から住む男性「親の七光りはどうかなと思うけど、その人も頑張るかもしれんしですね、当選したら当選したで」