3月、大分県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は外国人客とともに、県外からの客も去年から増加し、コロナ禍前の8割以上に回復しました。

県の観光統計調査によりますと3月、県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は38万5000人余りで、去年の3月と比べおよそ7万3000人増加しました。

30万人以上は8か月連続、38万人を超えたのは2019年11月以来でコロナ禍前の8割以上に回復しています。

新型コロナの感染者が減少に向かったことから、関東や近畿をはじめ県外を中心に国内客が前の年からおよそ2万7000人増えたほか、回復基調にある外国人客も前年から4万6000人余り増加しています。

外国人客の出発地別では韓国が2万9000人余りと最も多く台湾や香港と続く一方、中国からの客は大幅な減少が続いています。