環境省は新潟県佐渡市の野生下で今季初めてトキのひな2羽が誕生したと、24日に発表しました。自然界でのふ化は12年連続で、順調に育てば5月末にも巣立つ見込みだということです。
ヒナの誕生を確認したのは、2013年に島根県出雲市のトキ分散飼育センターで生まれた10歳のオスと2015年に野生下で生まれた8歳のメスのペアです。
環境省によりますと、このペアについては3月20日に営巣を、29日に抱卵を、それぞれ確認していました。24日午前6時40分頃にモニタリングチームが観察したところ、オスのトキが餌をやる様子や巣に2羽のヒナがいることが確認できたということです。ヒナは順調に成長すれば、5月末にも巣立つものとみられます。
環境省によりますと24日時点で、野生下では88組が営巣し、そのうち46組が抱卵を行っています。
環境省佐渡自然保護官事務所の澤栗浩明・首席自然保護官は「これからゴールデンウイークを迎え、多くの観光客が佐渡へ来られると思いますが、トキを観察する際はルールやマナーを守り、トキを刺激しないようあたたかく見守っていただければと思います」と話しています。
(画像提供:環境省)














